hiramesのブログ

サラリーマンを辞め、起業をするまでの軌跡

サラリーマンの心情を語る

できれば仕事などしたくないし、毎日、気が済むまで遊び狂いたい。そんな生活を夢見ているし、そんな生活を送れるように弛まぬ努力を続けています。と言いたいのですが、なんとなく会社に行き、なんとなく言われた作業をこなし、なんとなく悶々とした気持ちを抱えながら、「世の中とはこういうものだ」「生きるということはこういうことだ」と世間の人たちと一緒で、なんとなく生かされている。少なくとも、自分が望んでいる生活とは程遠い生活で満足しているフリをしています。

「そんな生活で満足しているのか」と問われれば、心の中では「満足してる訳ないじゃん。不満だらけだよ」と思っても、表面上は「満足している」と答えてしまいます。それは、僕なりに、そこそこ頑張ってきたし、不満ばかりをつらつらと述べていると、その頑張りを否定されるような気がして、今までの人生が全て無になってしまうような気がして、嘘で繕うことが悪いことだと思いながらも、嘘をつかなければ、折れてしまいそうになっています。

かと言って、これまでの人生が最悪だったかと考えると、そんなことはなく、普通に大学に行って、普通に就職して、普通に結婚、普通に子育てに苦労して、子供の成長を楽しむこともできています。そんな普通の生活を送り、会社でそこそこの地位とそこそこの収入を得て、不満だと言うと、普通の生活も送れず、貧困に苦しんでいる人から恨まれそうで、「働ける環境があるのに、もっと真剣に働けよ」と言われそうで、満足をしていると答えてしまう。

本当は、全てを捨てて自堕落的な生活を送り、好き勝手に誰の目も気にせず、悠々自適な生活を送りたいのに、世間の目が気になり、『偽りの自分』と言う鎧を着て、本当の弱い部分を隠しながら、生きています。それが良いのか悪いのかは分からないけど、少なくとも僕は、僕を産み、育ててくれた両親、可愛がってくれた親戚や、何もできない僕を優しく見守り育ててくれた人たちや、僕の子供として生まれてきてくれた息子たち、こんな僕でも頼ってくれたり、仲良くしてくれる仲間たちに迷惑をかけたくない気持ちがあり、そんな人との繋がりを無にできないと思っています。

僕は、決して強い男ではなく、どちらかというと弱虫で、一匹狼的な強い男に憧れていて、そんな男を演じながらも、仲間や家族、これまでに繋がった人たちの縁を無下にはできません。これまでに繋がった人たちが困っていれば、助けてあげたいし、助けるべきだと思っています。例え、世間的に間違った行動をしていても、最後まで味方でいたい。もちろん、怖いとは思うけど、僕は仲間や家族を信じていたい。だから、仲間を裏切ることはない。そして、同じ価値観を持つ仲間に囲まれ、好きなことを好きなだけ楽しむ生活を目的に起業する。

DX化の波がやってきたヤァヤァヤァ

困った。我が社にもDX化の波が訪れた。毎度のことだが、ワンマン社長のひと言で急にシステムを入れることになる。社内唯一の情報システム部門である僕は、戦々恐々としている。何よりも平均年齢六〇歳近い我が社は、スマホやパソコンの操作に疎い人間ばかりで、DX戦闘能力が低すぎるのである。そもそも、経営上層部もパソコンではメールとネットで四苦八苦しているのに、ビッグデータ、AI、IoTのデジタル技術を駆使する姿など想像できず、結局は「使えねぇ〜」と諦める姿の方が容易に想像できる。

我が社の現状を伝えておこう。つい最近、世界を席巻した流行病前まで、勤怠管理、出張申請、経費清算、各種申請は、基本的に手書きで行っていた。基本的にアナログの書類が社内を飛び交っている。最近やっと、エクセルで申請を行う人も出てきたが、おそらく日本企業のスタンダードである申請者印、承認印は、もちろんハンコである。つまり、紙、印刷物が唯一の原紙として認められている。電子帳簿保存法で、電子でもらった書類は電子保存をするというルールも、いまいち理解せず、印刷をして承認印を押す輩が後を立たない状態である。何よりも、このアナログな手順で何も問題はない。もちろん、電子帳簿保存法などの法的に求められるもの以外は、アナログで何の問題なく、業務は回っているのである。というか、アナログだから、ファジーに、そして華麗に手順を誤魔化しながら回っているのだ。

DX化を進めると、今行っている手順の矛盾や非効率な点が炙り出され、根本的な業務手順を変えなくてはならない。それがDXの目的のひとつであるのだが、平均年齢六〇歳、三〇年以上も続けてきた手順を変えることへの反発は、想像を絶する痛みを伴う。そして、全ての矛先は情報システム部門の僕に向けられるのが必至である。この投稿に書いているように、僕はDX化への反対を表明しているが、ワンマン社長のひと言と令和の現代では絶滅危惧種である上司が白といえば黒でも白であるという絶対服従イエスマンである経営上層部からの圧力で、DX化が激流のごとく、流れ始めた。

そもそも、コンピュータなら何でもできると思っている経営上層部は、パソコンもスマホも使いこないしていない。何よりもの懸念事項は、スマホのLINEも使えない平均年齢六〇歳の我が社の従業員に何を求めても、拒否反応を示すのがオチである。そして、社内で唯一である情報システム部門の僕の元に、まるで駆け込み寺のように助けを求めてくるのが目に見えている。

本当に困った。

起業への想いと会社の限界

僕は来年の誕生日に起業をする。ただ、現在の職場に不満があるわけではない。どちらかと言うと仲のいい人たちに囲まれ、幸せを感じている。そもそも、僕はこれまで仕事内容ではなく、一緒に仕事をする人で職場を選ぶのがベストだと思っているし、その考えに間違えはないと確信をしている。だが、来年の誕生日には退職をする。

起業をする理由は様々あるが、今の会社に将来を感じなくなった・・・沈みゆく船に最後まで乗り、足掻き、最終的に苦しむことを避けたいからというのがある。少し状況を整理すると、一代で年商30億円、従業員数100人超えまで会社を大きくしたワンマン社長が来年は七〇歳になる。それが、我が社の衰退始まりである。最近は、目に見えて肉体的にも、精神的にも、以前の活力が薄れている。もちろん、僕はこの社長に惚れ、誘われた時に二つ返事で転職をした。だが、最近の社長のご乱心ぶりに、ほとほと嫌気がさしてきた。というのも、社長は会社と仕事に酷く愛着があるらしく、ご子息の成長の機会を奪ってしまっている。もう、二代目に引き継ぐと公言しているのに、社長が出しゃばるから、主要顧客や従業員が社長に依存し、二代目には目をくれません。結局、意思決定も二代目のご子息にさせているようで、本人の意思を色濃く反映させるので、間違いなく、社長がいなくなってしまったら、会社は路頭に迷うことになる。

さらに、ご子息はご子息で、社会人としての常識がなく、コミュ障で、さらに相手の気持ちを察するというか、他人と一緒に生活をするスキルが皆無なのだ。お気に入りの社員に、ネット上で拾った訳の分からない写真をLINEで送りつけたり、出社をしても事務所に顔を出さず、そのまま、何の連絡もなく、植木の草むしりを初め、出社しないことを心配した社長命令で全社員での捜索事件を発生させたり、商品管理のための空調を止め、全商品を廃棄にするというミスをしたのに、逆ギレをしてみんなを困らしたり、重要顧客との会食で、一言も話さず、「二代目はヤバい奴だな」と呆れられたり、会社を取り仕切るどころか、親がいなければ、生活もままならない四六歳の独身男です。こんな人間に人生を任せられると思う人間は、どMだと思う。だが、周りの人間が支え、お飾りにすれば会社の存続はできる。普通ならできるハズである。

だけど、それができない理由が我が社にはある。それは、番頭たちも超高齢化が進み、社長がいなくなる頃には、ほとんどの番頭たちが定年を超える。ちなみに、現在、経営上層部に君臨する役職者は、上から七四歳、七二歳、六九歳、六四歳、五九歳である。このメンバーは10年以上固定され、他の追従を許さない。つまり、後進の育成は、これまでにされてはいない。つまり、社長の勇退と経営上層部の引退の時期は、ほぼほぼ同時期で急に番頭もいなくなるのである。経営に関与していない人間が、急に責任のある判断を押し付けられる未来に光はない。

さらに、人材の流出である。経営上層部が変わろうが、現場の技術者、営業が優秀であれば、会社は持ち堪えることができるかも知れない。経営上層部の判断に現場からノーと言えれば、大きな間違いはないだろう。我が社には優秀が技術者たちがいる。これまでの会社を支えてきた技術者たちの知恵があれば・・・という淡い期待も抱けない。我が社の従業員の平均年齢は驚異の六三歳。もちろん、定年を迎え、嘱託で働いている人を含めた平均年齢なので、正社員の平均である五八歳よりは高くなる。というか、正社員の平均年齢が五八歳の会社に将来を感じるだろうか。少し頭が良い人間なら、近づきはしない。ここ数年で新卒で入社したのは、外国籍の二人だけだ。あとは中途採用でくる五〇代の人間・・・ちなみに、外国籍の二人の上は、三六歳になる。そして、その上はアラフィフ世代が数人いるだけで、あとは高齢者。もし仮に、六五歳の定年退職で、きっぱり会社を辞める人間ばかりであると二年後には、従業員数が約半分になる。

まるで未来がない。

沈みゆく船に乗り、最後の晩餐を楽しむには、僕は少し若すぎる。

仕事とプライベートの分け方

仕事仲間が、遊び仲間になることもある。

我が社は急激な高齢化が進み、将来のある若者は「この会社に将来はない」と会社に見切りをつけ、早々に退職し、残るのはポンコツな社員と超高齢化が進むおじさんばかりである。僕は、『情シス』なので会社のメイン業務とは離れ、基本的には一人事務所でパソコンに向かう日々を過ごしている。基幹システムの維持、回収、社内インフラの整備、情報セキュリティマネジメントシステム(通称:ISMS)の維持、貸与パソコンの管理、その他、日々起こるパソコンのトラブルバスターが主な仕事で、現場で働く技術者のおじさんたちとは、基本的に朝晩のミーティング時にしか接点がない。ないはずである。本来は、同じ社内にいても、活動の場が違い過ぎで、仕事中に関わることがないのだ。

ランチタイムも、技術のおじさんたちは事務所に戻ることなく、現場の休憩室で取るし、僕が真面目に一日中、事務所で作業をしていれば、接点はない。現に、同じ事務作業が中心の総務や経理とおじさんたちは、年に数回の飲み会でしか話をしていないらしい。つまり、本来であれば僕も、技術のおじさんたちとは話をする機会もなく、総務や経理、事務のお姉さん方と事務所でヨロシクしていれば良いはずである。

だが、僕は技術のおじさんたちと、すこぶる仲が良い。仲が良いというより、おじさんたちに可愛がられているような気がしている。これは感謝でしかないのだが、基本的に余所者に対し、斜に構え、威圧的な態度を取る現場の職人気質が高めのおじさんたちが、奇妙なモノに触れるような感覚で僕を可愛がってくれるのだ。

ちなみに、僕は年齢四九歳。世間一般的には「おじさん世代」である。そして、僕を可愛がってくれる現場の技術者のおじさんたちは、年齢五九〜七九歳である。叩き上げの技術者で、さらに人生経験の豊富なおじさんたちの目には、僕は、『何かが足りない男』として映っているようで色々と教えてくれる。道具の使い方から、機械の構造、原理、一般常識まで何から何まで・・・まるで、僕に全ての経験と知識を引き継ぐかのように。それも18人のおじさんたちがである。事務所を離れ、現場に顔を出すたびに、おじさんたちに声をかけられ、色々とご教授を頂くのだ。

そして、去年の夏からは、休日も一緒に遊びに出掛けている。そのきっかけは、全社員が車通勤をしている中、僕だけが楽しそうにバイク通勤をしていたことだった。僕は単身赴任で現在の拠点に来ているのだが、パンデミック前に購入し、ソーシャルディスタンス中に家にこもっていることのできない僕のストレスを発散させてくれたクロスカブ110を通勤のために持ってきた。もちろん、通勤用に車も持ってきているが、ユーノス・ロードスターという変態的な趣味車のため、毎日の片道10kmの通勤で走行距離を伸ばしたくないとの思いから、クロスカブ110を通勤のために持ってきたのである。夏は暑く、冬は寒い地方のため、バイク通勤をする人間はいない。近隣の会社でもバイク通勤をしている人間は見かけない。そんな中、転勤初日からクロスカブで通勤をしたのである。

ファーストインプレッションは重要である。おじさんたちの中で僕は奇人変人の類に見えたようで、それから、ずっと可愛がってもらっている。はじめに声をかけてくれたのは、大型バイクを趣味にしているおじさんだった。「どうせ、やることがないなら、おすすめのツーリングコースに連れて行ってやる」と週末にツーリングのお誘いをしてくれた。そして、1200ccの大型バイクと110ccのカブでツーリング・・・。ツーリングという名の苦行。お互いに苦行でしかなかった。そんな苦行を面白おかしく、おじさんたちにしたので、それからは、昔バイクに乗っていたというおじさんや、会社の誰にもバイクが趣味だと伝えていなかったおじさん、老後の趣味としてバイクの免許を取りに行ったおじさんが仲間になり、月に二度程度、みんなで遊びに行っている。ちなみに、クロスカブでは、おじさんたちとのマスツーリングがツラく、現在は250ccのバイクを購入し、遊びに通勤に利用している。

仕事仲間が、遊び仲間になることは稀にある。もちろん、仕事だけの付き合い、いや、仕事ですら話したくない人間もいるが、毎週のように一緒に遊んでくれるような仲間ができることもある。仕事以外のつながりを築きたいと思うなら、自分から情報を開示し、興味を持ってもらうことが大切だと僕は思う。反対に、市議と仲間の意外な一面を知ったら、褒めたり、共感したりすることで、生涯の仲間になってくれる確率は上がる。僕はクールにビジネスだけの付き合いをするより、仕事を通してでも、仲間を作った方が楽しい人生になると思っている。ただ、仕事が近い場合は、その限りではない。

副業を始めたてなのに、2サイト目を構築開始

現在、来年の誕生日に起業をするため、メイン事業であるwebサイトのデザイン・制作を副業で行なっている。僕は安売りすることなく、作業費は一切、値下げ交渉には応じません。ただ、他社との差別化のため、マーケティング的な考え方や、実際の作業については、無料で教えることにしました。ここが肝なのですが、僕は教えるだけで、実際に考えたり、作業をするのは依頼主です。つまり、僕の作業量はあまり増えることなく、さらに、本来は、制作側が悩むページの構成やコンセプトは、依頼主にマーケティング戦略を用いて、考えてもらうのです。

現在、2サイト目の制作に向けて、依頼主へのマーケティング的な考え方講座を開いています。第一回目は、オンラインで約1時間、意識合わせとマーケティング戦略の概要説明、そして、コンセプトを決めるための考え方、次回(週一で定期的に行う予定)までにコンセプトを決めるためのネタ集めをお願いしました。

もちろん、これまでにマーケティングに関わることがなく、何もかもが初めての依頼主ですが、提供するサービスへの熱い想いがヒシヒシと伝わりました。僕の意図やマーケティング戦略に対しても、疑問に思うことは質問をしてくれ、有意義な時間が過ごせました。

このサイトは7月末を目処に公開を予定しています。レンタルサーバーの契約、ドメインの取得、ワードプレスの配置、デザイン、ライティング、調整と工程を進めていきます。そして、公開してからも、ABテストやリライティング、リデザインなど最終的に僕の手を離れるのは、9月頃になると思います。他のデザイン事務所や制作会社に比べると、時間を掛けますが、依頼主さんの魅力をアクセスしてくれた人たちに伝わるようにデザインをしていくつもりです。

作業費を下げ、やっつけ仕事で片付けることも出来ますが、僕も、依頼主も、納得しないサイトを構築することが嫌なので、意見がぶつかっても擦り合わせ、納得をした状態で納めたい。その分、費用も必要になりますが、それに納得をした上で、僕に依頼をしてくれているので、僕は期待に応えなければなりません。

ちなみに、副業で制作した1サイト目の依頼主は、この上なく喜んでいただき、今回の依頼主を紹介してくれました。現在、日本のビジネスは、低価格競争を繰り広げていますが、僕は、その流れに乗らず、依頼主と協力をして、より良いサービスを提供する。そんな仕事をするために起業を行います。

そろそろ、自身のホームページを作成し始める・・・他人のwebサイトを立ち上げることに注力し、自分のサイトが疎かになる・・・制作会社あるあるですね。

中年童貞の性欲と社会規範について考える

童貞・・・男として早く卒業をしたい称号です。経験のない女性は、操(みさお)を守る素晴らしい女性、純潔・・・なんというか、崇高なイメージを抱くが、童貞の場合は、汚いイメージが先行してしまいます。これは、男性の意見で、女性からすると「かわいい童貞」なのかも知れませんが、三〇歳、四〇歳になって童貞であると避けられる傾向が出てきます。こんな話をするとセクハラだとか、モラハラだとか、大騒ぎをする人たちがいると思いますが、誰も口に出さないだけで、比較的多くの人が心のうちで思っていることなのではないでしょうか。

もちろん、性欲に突き動かされ、女性との行為に夢中になる男性もどうかと思います。ですが、普通に生活をしている男性は、やりたくてもやれない状態が長く続き、妄想と現実の狭間で、自己処理を行なったり、精神集中を繰り返すことで、性欲をコントロールする術を手に入れていているのです。

僕は決して、童貞をバカにしている訳ではありません。僕も運良く、童貞を卒業することが出来ましたが、あの時、あの選択を失敗していたらと考えるとゾッとします。童貞を卒業するための行為は、男性の性欲だけではなく、相手の女性やタイミング、雰囲気などなど、一定の条件が揃わなければ、行うことのできない神秘的な行為です。

なので、あなたが童貞だとしても、たまたま運が悪く、チャンスに恵まれなかっただけです。これから先、チャンスがゼロということはありません。

諦めなければ、夢は必ず叶う。

その日、その瞬間のために、日々精進することを忘れてはいけません。少なくとも、生きている限り、いくつになってもチャンスはあります。あなたが逃げなければ・・・。

童貞男性が増加中

日本人男性の童貞率は25.6%(18〜39歳)だそうです。別の調査によると44%が童貞だという衝撃の結果も出ています。なので、童貞だからと卑屈になることはありません。街を歩けば、5人中2人が童貞なのです。会社に10人の男性がいれば、そのうちの4人が童貞。怖がることはありません。

ただ、年齢を重ねれば重ねるほど、童貞を卒業しにくくなるのも事実です。出来るだけ、若いうちに性交渉を行いたい物ですよね。これは、四〇代半ばのある男性の話なのですが、三〇代後半で意気揚々と結婚をしたのですが、約八年間の結婚生活で、妻との性行為の回数がゼロ。あまりにも長い間、童貞を守り続けていたおかげで、自らの処理には抵抗がなく、むしろ毎日のように、妻に隠れて射精をしていたそうです。ですが、性行為を行うことに抵抗が生まれてしまったそうです。

我慢をしすぎて行為が行えない

結婚当時から、性行為には興味があったそうですが、AVのような行為は女性が嫌がるという情報をネット上で見かけた彼は、どうすれば女性に嫌われず・・・妻に嫌われることを恐れていた彼は、行為を行うことで妻から、嫌われてしまうのではないかという気持ちになり、したくても、できない状態が続いていたそうです。

さらに三〇代後半までの長い間、自分のタイミングで独りよがりに逝くことに慣れてしまい、女性と肌を合わせることは好きでも、行為を行うことに躊躇いが生まれてしまったようです。何をどうすれば良いのか分からず、相手に馬鹿にされたらどうしようと考えてしまい、行為を行えなかったそう・・・。とは言っても、湧いてくる性欲には抗えず、妻に隠れて処理をする日々・・・。そして、いつものように妻が寝ている深夜に、トイレで擦っていたときに、トイレに起きた妻が急にドアを・・・。ナニを握りながら、見上げた妻の表情がとても冷めており、それからは余計、性行為が怖くなってしまいました。

幸いにも、彼の妻は、翌朝も普段と変わらず接してくれたので、一安心をしたそうです。

童貞のまま離婚。そして現在

彼は約三年前に約8年間の結婚生活に終止符を打ち、離婚をしました。一方的に元妻から離婚届を渡されたそうです。当時、三二歳だった彼女から「このままでは私は子供が産めなくなる。私は子供が欲しいから離婚をしましょう」と伝えられ、納得をして別れました。彼は行為を行うことよりも、離婚を選んだのです。なので、現在、四六歳になった彼は、いまだに童貞を守り抜いています。ただ、近所での評判はすこぶる悪くなってしまいました。

現在、彼は片田舎にある両親の住む実家から徒歩一〇分のアパートで、一人暮らしを行っているのですが、ゴミの日に出された半透明の袋から、アダルトグッズの空き箱や使用済みの大人のおもちゃ、生き物の香りがする大量のティッシュが見え、注意するにも注意できず、同じアパートに住む子育て世代のママたちから、数奇の目で見られているそうです。ちなみに、彼が住む地域は、指定のゴミ袋に氏名を書かなければ回収をしてくれないそうなのです。そして、彼は、律儀に名前を書いて捨てているので、誰のゴミかは一目瞭然です。年末の大掃除でもしたのか、資源ゴミの回収の際は、大量のエロ漫画雑誌が出されていたそうです。粗大ゴミは、誰のゴミかは分からないのですが、もっぱら、彼のゴミだと噂されています。

一生童貞を守る意義はあるか

もちろん、子供はいらない、性行為にも興味がない、自ら処理をする方が気楽だし、気持ち良い。という価値観を馬鹿にするつもりも、否定するつもりもありません。ただ、僕は相手が行為を求めていることに気づかないのか、気づいていても、自分を守るためにやらないのは失礼ではないかと本人に確かめてみたいと思っています。

現在は、一人暮らしなので、好き勝手に自慰行為をしていても、誰にも迷惑をかけることはありません。なので、僕はとやかくいう権利も、義理もありません。

もし、あなたが、童貞を卒業したいと思うのであれば、なるべく早く行動を起こしてください。年齢を重ねるほど、女性、行為に対するイメージがこじれ、よりチャンスを失うことになってしまいます。

あなたの人生です。一生童貞で過ごしますか?

結婚をしたのに潔癖を守り抜いた童貞の決断

少し驚きの事実を知ってしまったので共有します。ただ、これは、男として、人間として、絶対に他の人にはバレたくはないだろうし、もし、バレてしまったら、恥ずかしくて街を歩けなくなります。それは社会的に抹消されるのと同じなので、匿名かつ、アレンジを加え、まるでフィクションのようにお伝えしなければなりません。なので、誰のことかを詮索せず、ひっそりと見守ってあげて欲しい。

特殊な結婚生活

齢四六の男が童貞であると噂を聞いた。もちろん、そんな人間がいても不思議ではない。女性との行為というのは、努力だけではなく、タイミングや運も必要で、やりたいから出来るというモノではない。なので、僕は童貞を馬鹿にしてはいない。ただ、その噂の男が、童貞であるということに違和感を抱いた。

何故なら、ある会社の御曹司で、年商三〇億円の売上をあげる会社のナンバーツーで金はあるし、四六歳と言う年齢、さらにはバツイチ・・・。つまり、妻帯者の経験があるのに、童貞だと言うことに違和感を抱く

断っておくが、僕は四〇歳を超えた童貞を卑下しているのではなく、妻という存在があり、一つ屋根の下で生活をしていながら、童貞だということに疑問を投げかけているのだ。もし、仮に、あなたが数年の結婚生活を送り、童貞を守り続けているのであれば、その真意をご教授願いたい。

処理は自分で行なっていた

一緒に結婚生活を送っていた元奥さんに聞いた話なのだが、性処理は、隠れて行なっていたそうだ。というのも、ベッドに股間を押し付けて腰を振っている姿を目撃してしまったそうだし、使っていないと思っていたトイレを開けた時、擦っていた本人と目があい、気まずい雰囲気になったこともあるみたい。ゴミ箱に、生命の香りが丸め込まれたティッシュの塊が入っているのも一度ではなく、何度も確認している。

つまり、不全だということはなく、それなりに性欲はあり、中学生のようにマスを描いているのだ。なのに、リビングで甘えてきたりはするが、寝室は別だし、そもそも、そんな雰囲気になりそうになること自体を避けていたそうである。

他人の性生活をとやかく言うのは野暮ではあるが、普段知り得ない他夫婦の性事情に僕の好奇心はむくむくと膨れ上がる。もちろん、結婚生活が長く、レスになる夫婦はいると思うが、新婚当時からレスの夫婦は異常だと思わざるを得ない。実際に八年の結婚生活で、営み回数はゼロ。皆無だったそうだ。

離婚の原因にもなったレス

もちろん、夜の営みがなくても夫婦仲は険悪になることはない。ただ、事実として、二人は離婚した。八年の結婚生活に終止符を打ち、新たな人生を歩み始めた。人伝に聞いた話なので、真意のほどは窺い知れない。というか、一人で処理を行うほど、性欲が溜まっているのに、妻にも手を出さない男性の強い意志に尊敬の念すら抱いてしまう。

現在、彼は両親の住む家の近くで一人暮らしをしている。あれから三年、パートナーがいたのに、手を出さず、コソコソと擦っていた彼だから、きっと誰に気兼ねをすることなく、一人でマスを描く生活を満喫していることだろう。僕が思うに、一生童貞を守り切る願かけみたいなものをしているんだと思う。