hiramesのブログ

サラリーマンを辞め、起業をするまでの軌跡

世間のイメージと違う職業・・・プログラマーとか

僕は、プログラミングやデザイン・・・webの技術を使う俗にいうIT業を生業(なりわい)にしているのだが、世間の方が持つイメージと、実際の自分が、すこぶる乖離している気がしてならない。

イメージと実際の作業の差

一日中パソコンに向かい、キーボードを叩くのが仕事だと思われているが、ぶっちゃけた話、キーボードを叩く作業は、仕事のごく一部でしかなく、その前後には、想像を絶する工程があるのだ。ぶっちゃけた話、キーボードを叩く時間なんて全工程のうち、5%程度で、世に出るまでには反吐がでるほど苦労が隠れている。

例えば、webサイト・・・プログラマーからすると何もロジックのない簡単なプログラム、プログラムとも呼べないプログラムですら、数週間の時間を費やす。そのうち、実際にキーボードをポチポチするのは、全体の5%程度で、市場調査、取材、要件定義の策定、コンセプト・企画、ターゲット(ペルソナ)設計、構成案作成、サーバー設定、ライティング、デザイン、コーディング(プログラミング)、ファイル配置、最終的なテストを経て、最終的なサーバーへの設定をして、公開に辿り着ける。ちなみに、世間一般の人がイメージする業界人のイメージは、コーディングという工程に集約される。他の工程の方が時間もやることも多いにも関わらずだ。

これが自動車や装置、通信やおよそコンピュータで制御するようなロジカルで複雑でスピードが求められるプログラミングになると、プログラミング前にありとあらゆることを想定し、対処を準備しておく必要がある。ちなみにバグと呼ばれる不具合は、プログラミングのミスによるものより、事前の想定が甘い・・・設計ミスであることの方が多い。つまり、コーディングと呼ばれるパソコンのキーボードをポチポチする工程より、その他の工程の方がキツく、スキルも必要になってくる。

そして、技術の発展スピードが他の業界より早く、さらに流行り廃りも大きく、第一線で働くためには、弛まぬ努力が必要になってくる。

パソコンスキル

さらにいうと、システム業界で働く人間は、ワードやエクセル、メールなど一般的に利用するようなソフトウェアは使わず、EclipseVisual Studioなどマニアックなソフトウェアを利用しており、OSもWindowsMacを使わず、UNIXベースのサーバーと格闘していることが多い。何が言いたいのかというと、プログラミングやデザインができるから、パソコンに詳しいというのは誤解である。

プログラミング言語も両手で数えきれないほどあるし、言語を覚えること、理論整然とバグがないロジックを考えることに集中し、その他のソフトはほとんど触っていない。ぶっちゃけた話、Windowsのパソコンを使い、業務を行っている事務員や営業、その他、一般職の方とは、触っているソフトが違うのだ。

どういうことかというと、爆発的にパソコンを業務で利用することが増えた二〇〇〇年から二〇二四年まで、windowsのパソコンを利用し、ワードやエクセルを使ってきた人間より、プログラマーの方が、パソコンのスキルが高いというのは、有りがと得ない話で、本来であれば、二〇年以上もパソコンに触り続けている人たちに利用方法を教えてもらう立場なのです。

まとめ

プログラミングを生業にしているとどうしても、一日中、キーボードをガチャガチャやっている、毎日、パソコンに触っていてパソコンに詳しいなんてイメージを持たれるが、そんなことはない。

もし、あなたが世間のイメージと違う職業についているなら、コメントで教えて欲しい。