身体が痛い。四〇歳を過ぎた頃から、朝起きて、全身が軽く、「絶好調」と叫びたくなる朝が少なくなって来ている。特に最近の二、三年に限れば、年に一度あるかどうかである。
齢四九。身体のあちこちに不具合が出て来ている。理由は分かっている。仕事だ、忙しいと言い訳し、運動不足だし、メンテナンスを行っていないから。このままではマズい。今朝に限れば、右肩、腰、右足股関節、右膝に鈍痛が走ってやがる。
運動が大切なのは分かっている。分かっているんだけど、身体が痛むと動きたくない。これもまた、言い訳なのだが、身体が痛いから、運動をする気にもならないし、運動しようにも、老人のような動きになり、恥ずかしくて、誰にもみられたくないと思ってしまう。
いま、このブログを書いている瞬間は、運動を始めようと本気で思っているんだけど、少し動くと「いたたたた・・・」と身体のどこかが軋み、僕のやる気を削ぐのである。というか、肩、腰、股関節、膝が痛いとランニングも、筋トレも、歩くことですらツラい。歳は取りたくない。
そういえば、最近、夕方になると目も見えなくなってくる。午前中はまだ良いのだが、目が疲れてくる定時間際になるとパソコンの画面が見にくい。そして、老眼鏡というアイテムを手にしたら、パッと明るくなり、パソコンの画面が、くっきりはっきりと見える。老眼・・・自分の老いを認識しなければならないことが、増えて行く。
自分では、まだまだ現役。先輩たちも元気にやっているし、自分はまだイケる。なんて思っていたが、そろそろ自分の歳を考え、怪我をしないように、心と身体のギャップを埋めることが必要だ。少しの無理が、肉離れや骨折などの大怪我に繋がる。だけど、少しずつ運動をして、筋力を増やす必要がある。あるハズ。やるぞ、やりたい。やれれば良いな。
歳を重ねるということは、どんどん出来ないことが増え、それを受け入れて行くことなのかも知れない。