hiramesのブログ

サラリーマンを辞め、起業をするまでの軌跡

会社に期待をするのを止めるとラクになる

現在は本業として中小企業でマーケティング担当兼、広報兼、デザイナー兼、情報システム部門の長として働いているが、そろそろ潮時だと感じている。別に仕事が嫌いとか、会社が嫌いとか、会社にいる人が嫌いなど、会社に不満がある訳ではない。というか、僕は会社に何も期待をしてないから、不満に思うこともない。

例え、経営上層部が、どんなに理不尽なことを押し付けてこようとも、例え、非効率で何度もやり直そうが、知ったことじゃない。言われたことを黙々と指示通りにこなすだけ。

以前は、会社を良くしようとか、会社のためにとか、確かに愛社精神みたいなモノを持ち、提案をしたり、実行をしたりしていた。そこには、きっと、もっと良い会社になると期待を抱いていたんだと思う。だけど、会社という組織は、どんなに期待をしても、応えてはくれない。なら、こちらも気合など入れず、のほほんと言われたことを出来る範囲でこなせば良い。そんなテンションで良い。そうすると、期待も不満もなく、働くことが出来る。

僕はマーケティング担当だし、広報担当だし、会社の魅力を発信するのだが、老害の経営上層部にこちらのアイデアは全て否定されるし、肩書きが上と言うだけで、偉そうにしているセンスも理論もない人間の言われるがままに、戦略も何もない無駄金を使うだけで結果の出ない広告宣伝費を使っている。これ程、ラクな仕事はない。文句を言われようが、結果が芳しくなかろうが、知ったことではない。全ては、僕に指示を出す人間のせいであって、僕の意見やアイデアを採用しない人間のせいである。そして、会社の人間の大多数は、僕のアイデアを使わない上層部への不満を溜めている。そんなことを不満に思うのは、僕の意見やアイデアを認めてくれ、その戦略を会社が採用してくれると期待をするからだ。

僕の仕事は戦略を練り、アイデアを出し、実行し、検証、そして改善をすることだが、アイデアを出して、採用されなければ、やることはない。ひたすら、無知な人間のアイデアを形にするだけ。検証をしても、ダメ出しにしかならず、面倒くさいので行わない。

会社で働くことが、嫌になったら、会社に期待をしないこと。マジでおすすめする。期待をするから、期待通りにならないことにイライラするのであって、反対に期待をしてなければ、裏切られることはない。