hiramesのブログ

サラリーマンを辞め、起業をするまでの軌跡

ネットマーケティング資格取得は必要なのか

最近、会社を辞めようと真剣に考えている。四九歳という年齢を考えると転職は厳しい。ただ、僕はプログラミング、デザイン、ライティング・・・web業界で約二〇年以上の経験と技術、人脈がある。なので、独立し、自分のペースで、自分の好きな仲間と好きなことを好きなだけして稼ごうと思っている。

もちろん、「起業は、そんな甘いものではない」と世間の荒波に揉まれ、世知辛い世の中について学んできた中年の僕は、分かっているつもりだ。だから、内心はビビっている。なので、肩書として「webマーケッター」を名乗れるように、資格を取る。

今年の夏に、試験がある。詳細は以下の公式ページから確認をしてもらうとして、マーケティングの検定試験を受ける。

ネットマーケティング検定

資格は必要なのか

ぶっちゃけた話、僕は資格などより、経験や実績の方が重要だと思っている。ただ、僕のこれまでの制作したコーポレートサイトや公共のホームページ、ECサイトなどは、全て会社の業務として行い、個人の実績として公表するのを躊躇ってしまう。

僕は現在の会社(中小商社のひとり情報システム部)で働いているんだけど、以前はバリバリのシステム開発会社で、デザイン部を立ち上げ、ひとりでホームページを制作していた。約一五年間で、のべ五〇以上のサイトを構築してきた。また、個人的にブロガーとして一〇年以上の経験もある。

なので、経験や知識は、並のプログラマーwebデザイナー、ライター、マーケッターより豊富で、苦労も人一倍してきた自負がある。

だけど、会社という肩書きがない状態で営業をかけても、仕事が取れるような気がしない。だから、資格を取りまくろうと考えている。

個人事業主としての戦略

ブログで稼ぎつつ、webサイトの構築をメインの仕事にする。ただ、作って終わりの作業的なサイト構築はしたくはない。個人事業主や小さな企業の魅力を伝えるデザインを行う。

現在、インターネット上に公開されているサイトの多くは、会社の情報を載せているだけで、マーケッター目線で分析をすると機能もコンテンツ(特に文章)が、足りていないような気がしている。

理由は、仕事(作業)としてwebサイトの構築を行うことが多く、依頼主に寄り添い、時間をかけ、魅力を引き出すことができていないからだと思っている。これは、二〇年以上、システム開発業界にいて感じることだけど、会社という組織で行う場合、どうしても作業単価で稼ぐことが求められるから

なので、本来は依頼主と密な関係を持ち、商品やサービス、依頼主の魅力を知り、サイトにアクセスをしてくれる人に、伝え、行動をしてもらうためのライティングをする必要がある。だけど、ライティングは時間がかかる上に、魅力を伝えることが難しく、疎かになってしまうことが多い。

web業界にいて感じるのは、ライティング(文章)がwebの根本で、文章を書くことでアクセスしてくれる人に、魅力やどんな行動をして欲しいかを伝えることができるのに、ライティングは依頼主任せであることが多い。だから、自己満足の見た目重視のサイトが溢れているんだと思う。

資格を取る理由

経験や知識は、カタチとして残らない。一緒に苦労した人や仲の良い人間は理解をしてくれ、声をかけてくれる。だけど、初見の人には分かってもらえない。だから、資格を持つことが武器になる。

もちろん、これまでの人脈から、webデザイン・サイト構築の話はもらっているけど、今のところ、ビジネスライクな作業単価での稼ぎ方はしたくない。なので、直接、依頼主の方と話をして、何をどうやって伝えるかを一緒に考え、悩み、デザインに落とす・・・大きな儲けより、依頼主さんの満足度を上げるために仕事をしたいと本気で考えている。

だから、名刺で『信頼できる人間』だと思ってもらうために、資格を取ろうと考えている。

僕が目指すのは、依頼主の満足度を満たし、その対価として気持ちよく費用を貰えるwebサイトのデザイン・制作を行うこと。